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シリアス路線で真面目に考えると、以前投下したCP語りの通り、一護と恋愛要素絡める相手は自分的に限定されてるんですが。
ギャグとしてなら総受けも大好きなので満遍なく愛されてると大変萌えます。
で、何となく、隊長たちに惚れられて追い掛け回される一護を、其々の副官達が一生懸命助けてる図、を想像すると
とてもとても楽しいので、ギャグ要素だと13隊全隊長たちは全員一護に懸想してる設定で。
(あ、でもやっぱり山本総隊長と剣八と卯の花と享楽さんと浮竹さんは
どう頑張っても恋情抱いてるイメージが湧かないので保護者意識とか、普通に気に入ってるとかですが)
副隊長たちは一護を弟みたいに可愛がってて、可愛い弟を上司から護ろうと奮闘してる感じのネタが多かったり。
『月色』クロス設定だと、原作道理に藍染たちが裏切った後の話が基本ですが、裏切り直後に捕縛成功か逃亡成功かはその時々で違ったり。
一個前の記事で書いたとおり、最近嵌っている地獄編要素絡めてコクトー×一護とかも書きたいと思ってるんで、一護のお相手も其々で変わります。
で、『月色』クロスの最終CPはレン相手の場合はナルトですが、副隊長格とか席官の内数人はレンに惚れてる設定も出たりします。(幼馴染sの再会小話で、呟いてた恋人疑惑でどんよりする死神sのイメージってのがあったので、その時から何人かはレンに好意持ってる設定があったんです。)
んで、上記踏まえてクロス設定の小話で、ルキア達にアスカとイタチの存在発覚編小話
思いつきを書き連ねた感じなんで流れも落ちも超ぐだぐだですが。
こんな感じでレン達幼馴染sの交流がちょっとずつ認識されてくと楽しいかな、と。
今回は日一成立前提。
一護が死神sのアイドルなのはデフォルトです。
でもレンも同じくらい人気です。
で、恋次→レン要素あり。
(でも恋次が不憫なのは仕様です。何となく不憫要因というかギャグ系書く時の落ちに持ってくなら恋次かな、と勝手に思ってるだけです。・・・ごめんね、恋次!嫌いじゃないですよ?)
「お、レン~!」
渡り廊下を歩くレンの背後から明るい少年の声が響いた。
呼ばれたレンは、手の中の書類を飛ばさないように気をつけながら振り返る。
その視界に、丁度角を曲がってこちらに歩み寄る萱草色の髪が鮮やかな少年の姿が入る。
その後ろには黒髪の小柄な少女が見える。
「一護?ルキアも。二人とも、今帰り?」
代行業の義務である報告書を提出後、今日は13番隊の手伝いにと借り出されていた一護と、尸魂界での一護の一番の親友だと言って憚らないルキアだ。相変わらず仲が良いなと微笑ましく思ったレンが優しく笑いかける。
「おう!」
「ああ、もう帰っても良いと浮竹隊長が許可をくださったのでな。」
「そう、二人ともお疲れ様。」
「レンは?まだ掛かるか?」
「ううん。これ届けたら今日は終わりだって。もう定時は周っているからね。」
「そっか、なあ、この後冬獅朗と乱菊さんたちに夕飯食いにいかないかって誘われてんだけど、一緒にいかねぇ?」
死神代行として尸魂界に出入りするようになってそう経ってはいないが、随分とこちらに友人が増えたらしい。昼ご飯や休憩時間や夕飯の誘いに、と色んな人と交流をしている一護の姿を見かけることが増えた。一度懐に入れた相手には何処までも誠実に接する一護は、人となりを知れば惹かれずにいられない魅力を備えているが、一見すると気難しげな表情と思春期の少年らしい素直になれない素っ気無い態度で誤解されがちだ。生まれつきの明るい髪色とあわせて現世では不良などというレッテルを貼られてしまい、対等の友人関係を作る阻害要因になっていた。たつきやチャドを始め、一護の本質を理解してくれている親友達がいてくれるので心配まではしていないが、多少のもどかしさは感じていた。だが、此方では外見的な障害は余り無く、直接刃を交えてのぶつかり合いが、男らしい友情の礎になったらしい。特に六番隊副隊長の恋次や恋次からのつながりで
九番隊副隊長の修兵、十番隊副隊長の乱菊始め、仲の良い友人が沢山出来たようで、こうやって色んな誘いを受けている。
一番違うところは、誘ってくれる者の中に、一護の恋人が含まれているところだが。
「仲が良いね。」
「べ、っつに!普通だろ!
それより、一緒に行くよな?レンも今日はこっちに泊まるんだろ?」
「なんだ、レンは誰の事とは言っていないぞ?随分顔が赤いが。」
「ルキアは黙ってろよ!」
「なんだ、恥ずかしいのか貴様」
「うぅぅるせぇよ!」
付き合いの長さゆえか、比較的素直な表情を見せてくれる一護の笑顔に微笑ましい感情を抱いてレンが明るく笑う。穏やかに言った言葉に、過剰に反応した一護が頬を赤く染めつつも、再度誘いを口に出した。名前は出さなかったが、誰との事を言ったのか気づいたのだろう。気恥ずかしさを誤魔化すために眉間の皺が深くなるが、瞳の色は穏やかで明るく輝いている。
その様子を見たルキアが、すかさず一護をからかい始める。湯気でも出そうなほど頬を染めた一護が噛み付くが、更に笑みを深めてルキアは言い返している。本当に仲が良いなあ、と和むレン。のんびりと一護とルキアのじゃれ合いを眺めながらこの後の予定を組み立てる。確かに明日は休日だからと此方に泊めて貰う約束をしていたため用意はあるが、
「んん、と。・・・・そうだなぁ。」
「良いではないか。夕食の予定はないのだろう?」
あっさりと一護から視線を外したルキアが、レンを見上げる。切り返す矛先を失ってなんとも言えない表情で唸る一護も、気を取り直したかレンに視線を転じた。
二人の誘いは嬉しいし予定していたより早く上がれるのだから夜まで時間が空いてはいるが。
「今日は止めておくよ。誘ってくれてありがとう。」
「え?何でだよ。一緒に行こうぜ?」
きょとん、と不思議そうに一護に強請られる。もう高校生なのだから口に出せば怒るだろうが、その表情が可愛らしくてレンがこっそり笑いをかみ殺す。一生懸命誘ってくれているのは嬉しいが、やんわりと首を振った。
「ありがと、ごめんね。(・・・日番谷さんが一緒なら大丈夫でしょう。・・・邪魔しちゃ悪いしね)」
「え~~、・・・(乱菊さんとかに頼まれてんだけどなぁ。)」
残念そうな表情でレンを見る一護。そんな風に見つめられると、ちょっと迷うが矢張りレンは首を振る。乱菊が面子に入っている以上居酒屋辺りが会場だろうが、一緒に冬獅朗がいるなら酒を過ごして酔いつぶれたりはしないだろう。もし酔ってしまっても、介抱の心配も要らないだろうし。
レンの中での冬獅朗への信頼度が伺える思考過程を経て、一護の誘いを断る。一護の口ぶりから食事は複数人でだろうが、その後折角冬獅朗と二人で過ごすだろう一護がレンの事を気にせずに済むようにするためだ。レンが一緒に行っては、気兼ねして冬獅朗と二人になるのを躊躇ってしまうかもしれない。そんな風に、一護の邪魔になる積りは無かった。
「なんだ予定があったのか?」
ルキアの方は肩を竦めるだけで食い下がる事は無かったが、理由は気になったらしい。不思議そうに聞かれる。
「うん、こっちで再会した友達のところに泊めてもらう約束なんだけど、お世話になるんだから夕飯くらい作ろうかと思って。」
「あ、なら仕方ねぇか。」
ルキアに答えるレンの台詞に、残念そうに唸っていた一護があっさりと肯いた。アスカとの再会時に一緒に居た一護は、二人の幼馴染がレンにとって本当の家族のような存在だと知っている。その二人との約束があるなら水を差すべきではないと思ったのだろう。乱菊にはごねられるだろうが、自分の困難よりも大事な姉貴分の幸せを迷わず選んだ一護がにこやかに引き下がった。
「誰の事だ?」
「ルキアは知らねぇか?前に、レンと此処の死神と噂たったことあったろ。あん時の噂の相手が、レンの昔の幼馴染だったんだって」
「そうなのか?!」
「うん。」
簡単に説明する一護。ルキアは驚愕に目を見開いてレンに聞き返す。別段隠す必要もないと思っているレンがあっさり肯くと、何か言いかけるルキア。だが一護は気づかずにレンに笑って踵を返そうとしている。
「じゃあ、俺は行って来るな。」
「いってらっしゃい。遅くなるなら帰り道は気をつけるんだよ?
あ、今日は日番谷さんのお家に泊まるんだよね?」
「餓鬼扱いすんなよ!・・・ああ、冬獅朗に誘ってもらったけど。」
「してないよ?でも日番谷さんがいらっしゃるなら安心だね。日番谷さんによろしくね。」
「・・・いってきます。(餓鬼扱いじゃなくても、心配性ではあるよな。)レンも気をつけろよ。」
「うんありがとう。ルキアも気をつけてね?夜道を一人で帰ったりしないように。恋次君も一緒よね?」
「ああ、(まあ、レンの方が年上なのだから仕方ない、か?)心配するな。」
まるで遊びに行く子供に掛ける様な言葉に、一護が拗ねた様に口を尖らせるが、レンは笑ってルキアにも同じように声をかけた。目の前で展開された仲の良い姉弟のやり取りに、ルキアは苦笑しつつも凛々しい表情でレンを見上げて笑う。その頼もしい台詞と表情にレンが笑みを深めた。
「ふふ、じゃあ、
「・・・微笑ましいな」
「にぎゃ!」
挨拶を交わして別れ様と手を上げかけたレンが、ぽつりと落とされた第三者の呟きに被さるように、尻尾を踏まれた猫のような悲鳴を上げた。思わず固まった一護とルキアが、レンの背後に突然降って湧いたように現れた二つの影を見上げる。
「・・・イタチさんとアスカさん?」
戸惑い気味に一護が、新たに現れた二人の名を呟いた。
何故かルキアが、目を見開いて硬直している。
あれ、こないだもこんなことあったな、と既視感を感じつつ、前触れ無く掴まれた首筋から冷たい掌を振り払う。ぱっと振り返った先には、静かに佇むイタチと振り払われた掌を翳すように掲げて笑うアスカが立っていた。幾ら二人の物とはいえ、全く気配に気づかなかった気恥ずかしさに頬を染めるレンが軽く睨み上げる。
「行き成り驚かさないでよ。」
「お前、ちょっと気ぃ抜きすぎだろ。気づけよ、こんなに近づいてんだからよ」
「~~~うっさいな。しかも、何その冷たい手!」
「ああ、さっきまで実験用の試験管洗ってたんでね。丁度良い懐炉があったもんだからつい」
「人の首で暖取らないでよ!鳥肌たったよ?」
「お前餓鬼体温だもんな。その癖寒さに弱いって何でだ?」
「知らないよ!ってか、子供体温って何?!」
「まんまだろ。何時までたっても餓鬼っぽいし」
「アスカに言われたくはないんだけど?!」
「はっ、事実だろ?」
だがアスカは全く堪えた様子も無くからかう様に背を屈めてレンの顔を覗き込む。
きゃんきゃんと言い返すレンの様子を、心底楽しそうに見つめている。
「すまないな、早く上がれたから迎えに来たのだが。それで終わりか?」
「あ、うん。これを8番隊に届けたらそのまま帰って良いって言ってもらったから。もうちょっと待っててくれる?」
「ああ、では隊舎の外で待っていよう。行って来い。」
レンに真っ直ぐ見返されて上機嫌なアスカが、更に何か言い募ろうとするのを制するようにイタチが穏やかに尋ねた。レンも本気で怒っている訳ではないのであっさり笑顔を取り戻してイタチに答える。今度は面白く無さそうな表情になったのはアスカだが、二人にとっては何時もの事と気に留めない。最もレンはアスカの不機嫌に気づいていないだけだが
「ありがとう、行ってきます。・・あ、ごめんね二人とも。」
無表情の裏で笑いをかみ殺すイタチがさり気無くレンに最後の仕事を終わらせるように背中を押す。
そこで手の中の書類の束を思い出したレンが、一護とルキアに向き直る。
最初の戸惑いから一転してレンがはしゃぐ様子を楽しく眺めていた一護と、何故かぎこちない動きで直立不動になっているルキア。
「ルキア?」
「あ、ああ・・・いや、その、」
「あ、そうか。この二人がさっき言った私の幼馴染のうちはイタチと惣流アスカ。」
「そう、なのか。」
「二人とも、一護は知ってるよね?此方が朽木ルキアさん。」
ルキアはどうしたのかと首を傾げるが、見知らぬ死神が突然乱入したからかな、とあっさり納得したレン。とりあえず二人の名前を紹介する。ルキアの表情がぎこちないのは、単に人見知りかと合点する。以前、朽木家の養女になった所為で恋次君とも一時疎遠になったと聞いたので、他の隊員とも距離が置かれたりしたのかも、と思ったのだ。
「ああ、「ハジメマシテ?」惣流アスカだ。朽木隊長の妹君のお噂はかねがね」
「うちはイタチ、二番隊に所属している」
「朽木、ルキア、です。・・・あ」
ルキアに名乗るアスカの表情が、悪戯を思いついた子供のようだ。
初対面時の一護相手の様にからかったりしないだろうな、と含みのありそうなアスカの物言いに眉を顰めたレン。窘めようとレンが口を開きかけたところで、一護が思い出したように声をかけた。気づけば定時を周ってからも少し時間が経ってしまった。自分たちもだが、レンも待ち人がいるのだからと仕事を早く終わらせるに越した事はないと思ったのだ。
「レン、イタチさんたち待たせてんだから早く行けよ。」
「あ、うん、じゃあ、いってきます。」
ルキアが何やら言いかけた言葉は、一護の声と被さって聞こえなかった。
言われて腕の中の書類を思い出したレンが少し慌てて踵を返す。
が、そこで懲りないアスカが更にからかいの言葉を投げた
「馬鹿レン、転ぶなよ?」
「転びません!私幾つよ?!」
「ああ?ちょっと気ぃ抜くと、そこらの道でもころころ転げてた間抜けな奴が言えた台詞かよ。」
「~~~~っ!忘れてよ!どんだけ昔の話?!」
「なんだ、お前の恥を正確に思い返して欲しいってか?」
「違う!」
馬鹿正直に顔を赤くして言い返すレンの姿にこの上なく満足そうなアスカ。
昔どおりのレンとアスカのじゃれ合いを眺めて更に笑いの衝動がこみ上げたイタチだが、放って置いたら何時までも仕事が終わらない。名残惜しく思いつつも年季の入った鉄面皮で静かにレンを促した
「・・・早く行って来い。」
「・・・馬鹿アスカ!・・・イタチ、何笑ってるの。」
「いや?」
「・・・・・・・。いってきます。」
「ああ。」
が、流石幼馴染、レンは一目でイタチの心情を見抜いて目を据わらせる。対するイタチも、しれっと答える。数秒睨み合うが、ここで粘っても仕方ない、とばかりに嘆息したレンがふてくされて踵を返す。
「はは、ホントに変わってねぇでやんの。」
見送るアスカは楽しそうだ。
「ああ、・・アスカもな。・・・・と、すまないな。突然割り込んで」
そんなアスカに淡々と返したイタチが、未だにそこに佇んでいた一護とルキアに視線を向けた。
「いえ!・・レンと仲が良いですね。」
「そうか?」
「はい、あんな風にはしゃぐ姿は珍しいです。本当にお二人に会えて嬉しいんだと思います。」
「そうか。」
イタチからの謝罪に、勢い良く首を振った一護が笑いながら言った言葉に、ほんの少しだがイタチが唇を綻ばせる。白哉相手にすら対等に話す一護だが、なんとなくイタチ相手には敬語で話してしまう。外見年齢は兎も角、実際には幼い時分から世話を焼いてくれた姉貴分の兄弟のような存在だからだろう。一護の中で無意識にイタチやアスカを目上の人間と位置づけているのだ。イタチの落ち着いた雰囲気も相まって、浮竹や享楽相手の様に自然に口調が改まる。
イタチのほうも、一護がレンにとって可愛い弟分だと知っているため、まるで弟を相手にするように穏やかに接する。レンに対するほどではないが、口調や雰囲気も和らいで、微かに口元を綻ばせさえした。
そんな一護に対するイタチの表情を見て、隣のルキアが完全に硬直したのが分かったが、理由が分からない。
「おいイタチ。早く行こうぜ。黒崎一護、お前も約束あるんじゃねぇのか?」
「あ、ああ。じゃあ、えと、失礼します。」
「おお、じゃあな。」
「では、失礼する。」
そこで、アスカが焦れた様にイタチを呼んだ。アスカの人となりを何となく察している一護は気分を害するでもなく軽く頭を下げて別れる。イタチも苦笑で挨拶を残してアスカを追った。
始終ぎこちないルキアの様子を疑問に思いつつも、一護も待ち合わせ場所に足を速めた。
「いっちご~~!飲んでるぅ?」
「にぎゃ!」
賑やかな居酒屋の奥、隊長格も加わるからと借りた個室。
正式な新年会は年明け早々に執り行われたが、今回は比較的親しい面子だけを集めた身内同士の新年会、に託けた酒宴である。だから、隊長副隊長も出席しているが、上司部下としてではなく、単純に仲の良いメンバー同士の親睦会のようなものだ。乾杯の音頭は取ったが、それさえ済めば、後は其々が好きに飲み食いを始めた。
その一角で上機嫌な女性の声が響いた。
同時に猫が尻尾を踏まれたような悲鳴も上がる。
程よく酔って気分を高揚させた10番隊副隊長松本乱菊と、後ろから抱きつかれて潰されかけた一護の声だ。変なところで似ている幼馴染の擬似姉弟である。アスカが見ていたら爆笑するだろう。
「~~~!乱菊さん!突然抱きつかないでくださいよ!」
「ごっめ~ん!ついアンタ可愛いから。ほらうりうり」
「勘弁してください!離して!後ろ当たってます!!」
一護の真っ赤な頬を突付いて上機嫌に笑う乱菊が更に背中に圧し掛かる。背中にあたる柔らかい感触に更に顔を赤くした一護が何とか逃れようともがく様を楽しげに押さえつけている。
「にしても、アンタ本当に可愛いわね。「にぎゃ」って、猫みた~い。ほらほら、」
「乱菊さん!」
ころころと笑って喉まで擽り始めた乱菊。女性相手に力任せに振り払う事が出来ない一護は周囲に助けを求め始めた。
「見てないで助けてくれ!」
「あ~っと、乱菊さん。勘弁してやってくださいよ。一護真っ赤じゃないすか。」
「やぁよ、こんなに可愛いんだもの。愛でて何が悪いのよ?」
見かねた9番隊副隊長檜佐木修兵が声を掛けるが、頬を膨らませた乱菊は一向に腕の力を緩めない。
「や、でもそんなに押さえつけてたら一護も食事出来ないでしょう。」
「え~~、大丈夫よぉ。私が食べさせてあげるから♪」
「ホント勘弁してください!!」
6番隊副隊長である恋次も加勢する。が、乱菊は更に乗り乗りで一護を構う。構われた一護のほうは既に半泣きだ。
「・・・いい加減にしろ、松本。」
そこで、冷静な声と共に一護は力強い腕に引き寄せられる。
「あ~~~~ずっこいですよ隊長!良いじゃないすか、たまには一護私達に貸して下さいって!!」
可愛い一護を、あっさりと奪われた乱菊が途端に不満の声をあげて、割り入った声の主に抗議した。奪われた一護が、先ほどとは別の意味で顔を赤くして可愛い笑顔を披露したから尚更に不満が募る。
だがそんな文句を柳に風と聞き流すのは、10番隊隊長の日番谷冬獅朗。
外見の幼さに不釣合いな冷静な眼力で直属の部下を一瞥した。
「黙れ。一護は嫌がってたろうが。あんまりしつこいと嫌われるぞ。」
「一護はそんなことしませんよ!ね~、一護?」
「松本」
「は~い。もう、どうせ夜は二人ですごんすんですから、今くらい・・・」
「ら、乱菊さん!」
冬獅朗は一護を庇うように前に出て乱菊を睨むが、乱菊は全く堪えた様子も無く口を尖らせる。ぶつぶつとぼやいてみせると、その内容を聞きとがめた一護が頬を限界まで紅潮させて叫ぶ。どこまでも素直な反応に、楽しげに笑う乱菊。
「あら、可愛い。顔真っ赤♪」
「乱菊さん、止めてやってくださいよ」
「そッスよ。一護が可哀想でしょう。」
だが、そろそろ本気でやめないと日番谷隊長の逆鱗に触れる、と恋次と修兵が止めに入った。二人としても、可愛い一護と折角一緒に過ごせるのに、こんなに早く日番谷隊長に掻っ攫われては堪らない。
「・・・程ほどにしておけよ。」
そんな副隊長二人の言葉の本意を読んだ冬獅朗が、溜息一つで席に戻る。
冬獅朗としては可愛い恋人をいつでも独占したいのが本心であるが、一護の交友関係を狭めるほどに狭量にはなりたくない。その葛藤を溜息一つで収めて、しぶしぶ離れる。まだまだ幼い一護に限られた人間との交流だけをしいて成長を阻害しては本人の為にならない、と思っているからだ。深い執着やどろどろとした独占欲は程遠い可愛らしい一護の恋情に合わせよう、という努力の結果得た結論である。
・・・・己のペースに無理矢理合わせて一護に無理を強いろうものなら即座に一護の保護者筆頭であるもう一人の死神代行に再起不能にされる、という恐怖も含まれていたが。
「(・・・・更木の二の舞はごめんだ。)」
一護に死合いを無理強いしようと、一護の体力限界まで追い掛け回してレンの逆鱗に触れた11番隊隊長の惨劇が脳裏に過ぎる。あの草鹿やちるでさえ、顔を引きつらせて一部始終を眺めるしかなかった。・・・護邸で影の女帝と恐れられている卯の花隊長よりも恐ろしい存在がいるなどと思っても見なかった。遠い目で過去の凄惨な情景を眺める冬獅朗。普段の真面目な執務態度を評価されたのか、一護の恋人としてレンの信頼を得る事が出来た僥倖を、何かに感謝しておく事にした。死神は信仰の対象を持たないから、何か、としか言えないが。
「あ、ありがとな。冬獅朗」
「気にするな。」
離れ際一護から満面の笑みでお礼を言われて、あっさり機嫌が向上した己の単純さには苦笑しか漏れなかったが。
「ちぇー。まあ良いわ。ほら一護、折角なんだからぱぁっと飲みなさいよ」
「いや、俺まだ未成年なんで。」
「いいじゃないのよう。」
「乱菊さんってば」
直接のスキンシップではないが、どこまでも一護を構いたいらしい乱菊が今度は酒を勧めはじめた。修兵が何とか止めるが一護が本気で振り払えないのであんまり効果がない。
「何よー良いでしょ。レンを連れてきてくんなかったし。その分遊んでくれても。」
「いや、それは悪かったですけど。」
実年齢は年上だと知っているが、一護と同じくらい可愛い反応を返してくれるレンの事もお気に入りな乱菊がぼやく。
「せぇっかく、両手に花で楽しくお酒飲めると思ってたのに~」
「すみませんって」
「仕方ないっすよ。碇には用があったんでしょう?」
「もう、修兵は五月蠅いわね」
「いやいや、それはないでしょう乱菊さん」
今日の夕飯の誘いを貰った時に、レンの事も是非つれてくるように、と念押しされていたのを勝手に反故にしたのを後ろめたく思ってしまった一護は強く出られない。何とか宥めようと加勢してくれる修兵にまで乱菊が絡み始めるのを見て途方にくれている。
「あ~乱菊さん本当に酔ってんなぁ」
処置なし、と首を振った恋次が何故か静かなままのルキアを振り返る。
「なぁ・・・・、ルキア?そういや今日は嫌に静かだがどうかしたのかよ?」
「・・・・恋次、お前は大事な幼馴染だ。家族の様に思っている。
だから、いつかお前に誰か好きな相手が出来た時は、その恋路を心から応援してやろうと思っていた。」
「お、おう?サンキュ。・・・・・酔ってんのか?水飲むか?」
恋次に話しかけられたルキアが顔を上げる。その表情は何時に無く真剣で、唐突な語り口調も重々しく、気圧される恋次。素直に礼を返しつつ、突拍子もない内容をつらつらとまくし立てるルキアの様子に、酒が過ぎて酔っている所為かと目で水を探そうとする。
「なんだ、朽木はどうしたんだ?」
「何かあったの?」
「ルキア?」
そんなルキアと恋次の会話に気づいた一護たちも視線を合わせた。
「・・・だが、すまない恋次!」
「な、何がだ?」
「朽木はどうしたんだ。」
「一護、何かあったわけ?」
「や、そういえば、さっきもちょっと様子は可笑しかったですけど」
そこで真剣すぎる目をしたルキアが勢い良く頭を下げた。
只管面食らう面々。戸惑う恋次に、首を傾げる修兵、一護に訊ねる乱菊、そういえばと夕刻のルキアを思い返す一護。
「悪い事は言わない。レンの事は諦めろ。」
「・・・・・は?」
「「「は?」」」
唖然、とするしかない恋次。
ぽかん、とルキアを見返す一護たちが同時に首を傾げる。
「な、なななな、なんの話だ!!」
一瞬の間を置いて顔を真っ赤に染め上げた恋次が狼狽しきった声で食って掛る。
「何を言っている。お前、レンが好きだろう?」
「そ、んなわけ!ねぇだろ?!何言ってんだルキア!!」
真顔で言い切るルキアに否定の声をあげる恋次。
「・・・・阿散井ってば気づかれてない積りだったのかしら。」
「あ~~~~、ばればれっすよねぇ」
「恋次ってレンが好きなのか?!」
横で呆れる乱菊に同意する修兵が杯を傾けて傍観体勢に入る。
が、一護が本気で驚愕の声をあげたのを聞いて半眼になった。
「・・・・此処にも居たよ。鈍感な奴が。」
「やぁね、一護。あんなにあからさまだったじゃないのよ。」
「そうだったのか・・・・、じゃあ、あんまり二人で会わせねぇようにしねぇと。」
「「一護・・・・」」
修兵と乱菊が口々に言うが、二人の声を半分聞き流して己の考えに没頭し始めた一護が呟く。
ナチュラルにシスコン発言をした一護に、乱菊までが呆れた声で名前を呼んだ。
「・・・恋次、不甲斐ない私を許せ。だが、こればかりは・・・」
何やら話が佳境に入ったようだ。
「だ、だから、ルキア何の・・」
往生際が悪い恋次は兎も角、ルキアの発言の理由は気になった傍観者三人が改めて耳を傾ける。
「・・・・・恋次。お前では、あの方達には一生勝てない。悪い事は言わない、レンの事は、綺麗さっぱり諦めろ。」
「なんで、お前にそんな事言われなきゃ、」
とうとう己の気持ちを認める発言を交えつつ反論の声をあげかけた恋次の声を遮るようにルキアが叫んだ。
「あの、うちは先生と、惣流先生には!!」
「・・・・・え”」
「「え?」」
空気が、凍った。
「どうしたんだ?」
一護の純粋な疑問の声だけが場違いに呑気に響く。
「う、うちは、って」
「惣流、先生?」
ぎりぎりと錆びついたかのようなぎこちない動きで首を巡らせた副隊長2人の視線もルキアに集中した。
「お、おおおおお前、何言ってんだ。何で此処にうちはと惣流の名前が、」
「うちは先生って、あのうちは先生!?」
「ど、どういう」
顔面蒼白で冷や汗が滝の様に流れる三人の異様な様に心持怯えて腰を引けさせる一護。同時に、なんでそんなに怯えてんだ、と純粋に疑問に思う。先生、と言うことはイタチ達は学院で教鞭をとっていたのだろうか。
だがそんな一護の疑問に気づかずルキアに詰め寄る副隊長s。賑やかな酒宴の一角が、どんよりとした空気に支配された。
「・・・・・レンの噂は覚えているか」
「あ?あの恋人が云々って奴か?あれはデマなんだろ一護?」
「ああ、うん」
重々しいルキアの問いに、恋次が答え、一護に確認を取る。
恋人疑惑が嘘なのは事実なので、一護も簡単に肯く。
「そうだ。実はその相手は、レンの幼馴染だったらしいのだがな」
「あ、そうだったのか」
ルキアも一護の同意を得て首肯する。恋次は一つ懸念事項をはっきりと否定されて無意識に安堵の息を吐きかける。
「----その幼馴染が、うちは先生と、惣流先生だ。」
「「「マジで?!」」」
「・・・・なんだ、その反応?」
が一瞬で安堵が恐怖に塗り変わった。
恐怖に戦く副隊長s三人の絶叫が響く。
そんな不可解な反応に只管疑問を募らせる一護。
「おい、お前ら、さっきから」
「にぎゃ!」
その時、何処かで聞いたのと同じ不可解な悲鳴が聞こえた。
聞き覚えのありすぎるその声を探して、口をつぐんだ一護が視線を巡らせる。
思わずルキアたちもその声の発生源に視線を向ける。
「----お前、なあ !」
「何すんの、アスカ!首絞まるでしょ!・・・大丈夫ですか?すみません立てますか?」
個室の窓に面した中庭に、見覚えのある二人と見知らぬ一人の計三人の影が見えた。
どうやら内二人は、今まさに話題に上っていたレンとアスカのようだ。
丁度一護の視線が辿りついた時、襟首を掴まれたレンが、アスカの手を振り払っている場面に出くわす。先ほどの声は、後ろからアスカがレンを無理矢理引き止めようと襟を引き寄せた時の声らしい。経緯など見ていない一護でも、アスカの不機嫌の理由が知れるような情景だが、全く気づかないレンは呑気に二人の足元で座り込んでしまった見知らぬ青年を助け起こそうとしている。
「黙れ、このボケ!・・・・で、そちらさんは、こいつに何か用か?」
「い、いぃえぇ!なんでもないです!」
「なら、行け。目障りだ」
「はい!失礼しました!」
振り払われた手をもう一度伸ばしてレンの腕を掴んだアスカは、人一人くらい簡単に殺せそうな鋭い眼光で青年を睨む。睨まれた軽薄そうな青年は素早く立ち上がると、怯えきった表情でアスカに一礼して逃げ出した。己の命が惜しいと思うならばなら懸命な判断である。
その逃げ足にある意味感心した一護が視線を戻すと、口を尖らせたレンがなにやらアスカに文句を言い始めていた。
「アスカ!どうしてそう二十四時間全方位に喧嘩腰なの。
しかも初対面の人に失礼でしょう。」
「ああ?てめぇこそどうしてそうホイホイと知らねぇ奴についていくんだ。餓鬼じゃねぇんだぞ!」
「何それ?ただ酔って気分が悪そうな人が居たからお店の人の所まで付き添っただけじゃない。」
「本気で言ってんのか、このボケ!あれはどう見てもナンパだろうが!気づけそん位!」
「そんなわけないでしょ。私なんか態々ナンパしようなんて物好きいないわよ。
そんな風に邪推して失礼でしょう?」
「こ、の、馬、鹿、は~~~~!!」
わなわなと震えるアスカ。あきれ返った表情で嘆息するレンの表情。
その二人のやり取りを見比べて、二階から見下ろしていた一護まで深く溜息を吐いてしまった。
「(アスカさん、ありがとうございます。・・・レン、お前、もう少し危機感持とうぜ。
なんだろうな、最近レンが危なっかしい奴に見えてきてんだけど。)」
今までは、普段はおっとりしてるがいざと言う時は頼りになる幼馴染、と思っていたレンの危なっかしい面を発見してしまい庇護欲が刺激されてきている一護。大事な姉貴分は俺が護らなければ、という気にさせられる。
まあ、尸魂界ではアスカさんとイタチさんが居るから安全だろう。
後は現世に戻った後だな。チャドや石田にも相談しておこう。
とそこまで思考を発展させる。・・・・万事におっとりしている遊子でさえ、他人に対する警戒心に関してはもう少ししっかりしている、とすら思った。
「なんの騒ぎだ。騒々しいぞアスカ」
そこで更に声が増えた。イタチが帰りが遅い二人を探しに来たのだろう。
「あ、待たせてごめんねイタチ。」
「いや、・・・アスカは何を怒っているんだ?」
「わかんないけど、私が通りかかった気分の悪そうな人をお店の人のとこまで案内しようとしたら、」
「・・・・わかった。ご苦労だったなアスカ」
「イタチ!てめぇがこいつを甘やかすから、こんなボケに育つんだぞ!?」
「なんで、そこでイタチも納得するのよ?!アスカも、まるで私が小さな子供みたいに!!」
「「・・・・はぁ~~~~」」
イタチの質問に答えるレンの言葉を中途で遮ったイタチが眉間に指を当ててアスカを労う。対するアスカは、耐えかねたようにイタチにまで怒りを向け始めた。その二人の会話に、レンが眉を吊り上げて抗議するが青年二人は深い溜息だけで答えない。
「何でそこで溜息?!」
「いや、もう良い。お前、俺たちから離れんな」
「・・・・ああ、くれぐれも、一人きりにはなるなよ。」
怒り心頭だったアスカすら言葉に力がなくなっている。これだけは、というように、レンに一言ずつ言うと店内に戻ろうと両腕を其々で引いて歩き出した。
「ちょ、なにそれ。もう、二人にとって私はいくつよ!」
「「ああ、今更、だろ?」」
「ちょっ、」
「「「「・・・・・」」」」
そんな三人の男女の会話を一部始終見ていた5人は無言で視線を合わせた。
「・・・・で、恋次。わかったか?」
「あ、あれ・・・」
深く溜息を吐きながら再び恋次に念を押すルキア。対する恋次は震える指で中庭を指し示して言いよどむ。
「・・・・・うちは先生って、まだ在席してらしたのねぇ。」
「惣流が居たことのほうが驚きだ。
ってか、アレ、本当に惣流か?別のそっくりさんじゃねぇの?」
呆然と呟いた乱菊はアスカ達が消えた方を見下ろす。修兵は只管信じ難いものを見た衝撃に動揺している。
「ってかさ、皆イタチさんとアスカさん知ってんのか?」
「「・・・ってか一護!お前も知ってんなら早く言えよ!」」
「アンタ、二人のこと知らないの?!」
首を傾げた一護に、恋次と修兵が詰め寄り、乱菊すら問い詰める。
「彼らはな、霊術院で講師を勤めておられた方々だ。」
「ああ、だから先生な。ルキアの担任だったのか?」
ルキアの簡潔な説明に納得顔で肯いた一護に向かって盛大に愚痴を吐き出す副隊長三人。
「そうだけど、そうじゃねぇよ!お前、しらねぇのかよ!あの鬼教師の恐怖のしごき!」
「鬼、なんて生ぬるいだろ。ありゃあ、魔王だ」
「冗談でしょ?もっと恐ろしい何かよ。」
「・・・言いたい放題だな。そんなに怖い先生だったのか?」
恋次、修兵、乱菊が、其々の恐怖体験を思い返したのか、顔色を真っ青にしている。
一護としてはそうかと肯いてやるしかない。
しかし乱菊でさえ恐怖に戦くとは、そんなに厳しい教師だったのだろう。
「レンと一緒に居る時の二人からは想像できねぇなぁ」
一護が正直にそんな感想を呟くが途端に食って掛られた。
「そこだ!俺たちだってあんな風に普通に話す姿なんて初めて見たさ!あれ本当にあの惣流かよ?!」
「うちは先生って表情筋があったのねぇ。ぶっちゃけ、ネムの兄妹説信じてたんだけど。」
「てか、うちはと惣流って親しかったのか?学院内ですれ違っても視線も滅多に合わせてなかったぜ?」
「・・・信じられん。信じられんが、惣流先生とうちは先生のそっくりさん、が存在したりする可能性のほうが恐ろしい。」
「「「ああ、それは確かに」」」
「・・・・そうか」
恋次、乱菊、修兵が記憶の中のアスカ達の姿と、たった今目撃した二人との落差に未だ四苦八苦している。が、ルキアの重々しい呟きには即座に同意の声をあげた。一護は引きつりつつも納得しておくことにした。
「(ま、アスカさん達にとってレンが特別なんだろうな。)」
そう結論付けて一人肯く一護。
「「ま、そういうことなら、恋次、レンの事は、諦めろ(なさい)」」
「~~~~~な、な、なんっ」
そして話題の発端に戻った乱菊と修兵が、恋次の両肩を叩いて諭す。
言われた恋次は、言葉も無く項垂れる。
「・・・・あ、恋次ー。俺も、お前にレンをやる気はねぇからな。」
「一護!?」
そんな悪友の姿には憐憫が湧かないでもなかったが、取り合えず一護も言っておくべきことは言うことにした。悲鳴のような恋次の声はマルッと無視して、先ほどから手付かずになっていた料理をつつき始める。
「・・・・まあ、そういこうとだ。諦めろ、恋次。こればかりは、私も援護できん。」
「~~~~~~!!」
哀れ、恋次の声無き悲鳴が尸魂界の夜空に響いた。
合掌。
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暁と申します。
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