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eoe後使徒化+女体化したシンジ(=碇レンorシオン)が別世界にトリップした設定のクロスネタがメインの二次創作サイトです。碇レン最愛で最強。クロス先のキャラとのCPが基本。 現時点で単品で取り扱いがあるのは深淵と鰤とrkrn。深淵と鰤は主人公総受け、rkrnはきり丸中心です。
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本館に連載中の『月色の御伽噺』(エヴァ×ナルト)設定を更に鰤とクロスさせた場合、の混沌パラレルで小話

・『月色~』時代から数千年後、死後の世界である尸魂界にて、かつて死に別れた皆と再会した後、のあれこれ

・基本ほのぼの。

・一護とレンは幼馴染(一護が幼い時分からの付き合いでレンは姉貴分として慕われてます。仲良し擬似姉弟)

・一護は尸魂界のアイドルです

・基本CPは日一、コク一、その他





レンの斬魄刀は「初音(はつね)」(初号機からとりました)。始解状態では変幻自在の仕込み杖みたいな(刀・鞭・弓・盾などに変わります。言わずと知れた使徒の能力の具現化です。盾はATフィールドで防げない攻撃はありません。槍はロンギヌスの槍で投擲した目標を100%貫きます。)
卍解であらゆる武器を模倣する力を持ちます。(普通の武器のみならず、斬魄刀の能力もです) 精神世界での具象化姿は、斬魄刀は綾波レイ、虚の力は渚カヲルで。



このネタでの鰤原作軸までの流れ


「月色~」でナルトと無事結婚、生涯を共にして、ナルトが天寿を全うしたあと里をでて放浪するレン。
云千年後とかに、尸魂界とかの存在に気づいて、「へー、いつ出来たんだろ、昔はこんなシステム無かったよね」、とか思ってたら元死神の一心さんと知り合ったり、夜一さんに気付かれたりで、しばらく普通に暮らしてみようかな、って感じで空座町にて生活、て流れで一護と幼馴染とか。

で、更に時間は流れて原作軸に。ルキア救出を手伝うために一緒に襲撃。
一護たちから目を逸らさせる為の囮役として走り回りつつ、ナルト達が死んだ時に尸魂界があったら再会とか出来たのかなぁ、としんみりしてる所に、旅禍を捕縛に来た隠密機動の数名が。
怪我させないようにしつつも動きを抑える程度に戦っている内に素顔を見ます。その顔は、まぎれもなくナルトやシカマルやイノやチョウジやヒナタだった、とか!!!

このナルト達は、「月色~」軸のナルト達の生まれ変わりが更に天寿を全うして尸魂界に来ていた同じ魂で、現時点では記憶が無いんですが、後々少しずつ思いだし始める、とか。

で、旅禍騒動時に戻って、初対面の戦闘にて。
ナルトの顔を見ていきなり動揺し始めたレン。
うっかり片腕を切り落とされかけて撤退。
冷静沈着が基本の隠密部隊の精鋭であるナルト達も、何故かそのレンの表情に動揺してしまい隙を作ってしまいます。気を取り直したレンですが、とても攻撃は続けられません。必死に逃げます。それを、追うのを躊躇ったため見失い立ち尽くすナルト。五人はレンの泣きそうな表情にもやもやを抱え始める。

藍染裏切り発覚後、一護が代行始めるときに、レンも一緒に代行に。
後でばれるほうが面倒だと、自分は特殊能力をもっている為、数千年(流石に少しサバ読みしました。尸魂界誕生以前から生きてるとか知られると更に面倒くさいので)生きてる不老の存在であると暴露。
隊長たちも動揺して議論が交わされますが、害意がないなら、まぁいいだろうと結局代行に。

で(ちょっと捏造含んで) 代行業の義務として定期報告とか、有事の際の報告書とか諸々で尸魂界に出入りします。そのうちナルト達とも少しずつ交流。記憶がなくてもレンに魅かれ始めるナルト。あのナルトとは違うんだと思いつつ、好意を抱き始めるレン。じれったくなって背中を押したい周囲、とか。

不老であることを知っていたため姉のように思っていたレンが、何故かナルト達には外見相応の子供っぽい言動を見せたり、ちょっと甘えてみたりする姿に、嫉妬する一護、とか!

更に加えて、いっそ隠密機動隊は元木の葉の忍たちだったとか。(全員ではないですが)夜一さんつながりで、砕蜂さんともなんか仲良くなって時々差し入れに。でお茶飲んでるときに報告に来る隠密兼二番隊の何人かとも顔見知り。呑気な一護の隣で、レンだけが内心焦ったり驚いたり忙しかったり。(うわぁ、知ってる顔がいくつかあるなぁ。木の葉が終わったときにはまだ尸魂界無かったんだから、一回か二回転生してからこっちのシステムに組み込まれたとかかなぁ。)とか考えて笑顔の裏でもんもんと。
(ま、向こうは私がわからないわけだし、今更かー)、とか思って表面上は普通のに退室。一護は約束があるからとどっかに走り去り、自分はどうしようかな、と悩んでる所になんと二番隊員姿のイタチ登場!とか。
無表情に見下ろされて、引き攣る笑顔であいさつして通り抜けようとしますが腕を掴まれひきとめられます。








そんなネタです。























「・・・・・・・」

「・・・・え、と。・・・こんにちは。・・あ、お邪魔しました。」


無表情の元友人の視線から逃げるように頭を下げるレン。向こうはもう何度か転生済みの今は他人、と内心で言い聞かせて笑みを浮かべてみる。実際知人の生まれ変わりを見かけたことは何度かあった。現世での話ではあったが、この世界では比較的スムーズに魂の循環が行われているらしい。尸魂界が存在する前のことだが、元々そういう世界の仕組みなのだろう。これほど間近に接したことはなかったため、気を抜くと過去と混同しそうだが、そこは思考を切り替えて対応するしかない。



「(大丈夫。・・・・”父さん”たちと父上達と同じようなものだよね。魂が同じでも、彼らは別人。・・よし。)」


一瞬、処刑阻止のために侵入したときに対面した金色の面影がよぎったが、気付かないふりをした。ただ、一つ所に長く留まって生活するという事は、こういう事でもあるのか。・・・今までのように、昔日の面影を目にとめても通り過ぎるだけならば感じることなかった感傷が、少しだけ、痛かった。
下げた視線に動揺が現れていないことを願って殊更明るい笑顔を浮かべて見せる。丁寧に一礼して通り過ぎようとする。だが、その歩みが止められる。自分を見下ろしていた”イタチ”の手が、レンの腕をつかんでいたのだ。



「あの、・・?何か、失礼でもしてしまいましか?申し訳ありません、」

「・・・・・・ひさしぶり、だな。」

「は?」


無表情で見つめる赤みを帯びた瞳が、ゆるりと笑んだ。表情は動かさず、声音だけが僅かな喜色に綻ぶ。・・・・自分が知る、”イタチ”そのものの話し方。思わず勢いよく顔をはね上げた。


「え、」


「元気そうだな。レン。」

「え、は?え、えと、・・・・・イタチ?」

「ああ、どうした?」



狼狽するレンの顔を、見下ろして瞳だけで笑う。はっきりと呼ばれた己の名に、呆けた口調で聞き返すレンを、面白げに見下ろすイタチの表情は、木の葉の里で、訓練中どうしても術がうまくいかなくて落ち込んでいた自分をからかった時と同じものだ。



「ど、どうしたって、え、何、私の事、わかる、の?」

「なんだ、当たり前だろう。お前は、俺の事など忘れてしまったか?」

「そんなわけないでしょ!・・っと、あ、えと
 ・・・・なんで、覚えてるの・・・・?」


思わず荒げた声を慌てて抑える。人気のない広い廊下を見回す。少し離れて数人が行き交う様子が見えるが声が届く範囲には誰もいない。誰にも迷惑をかけていないかを確認してから改めてイタチを見上げた。



「さて、そう言われてもな。矢張り、ここが死後の世界だからではないのか?
 俺も、どうやら何度か転生とやらをしたのちに尸魂界に流れたようだからな。
 思い出したのは、お前達が死神代行として通達されて、実際に姿を見た時だったからな。」

「そんなあっさり・・・・まぁ、いいか。イタチは変わってない、ね。」



淡々と説明されて力が抜けるレン。まるで他人事のように話すイタチの表情を見ていると、慌てたりした自分の方が馬鹿みたいだ。自覚以上に緊張していたらしい肩から力が抜ける。やっと、昔のようにイタチに向かって笑って見せた。何故か一瞬イタチが顔をしかめたように見えたが気のせいだろうか。再び口を開いた彼は、本当に里で一緒に過ごした幼馴染のままで、懐かしさと安堵でふわふわと気分が浮上する。



「もう、面影を混同しないように緊張してたのに、当たり前のように話しかけるから」

「ああ、そっちの心配もしてたのか。」

「”も”?え、と?」

「いや、・・・」



こういう場合気にするのはそれくらいではないか?他に心配事があるのだろうか、と怪訝な表情をして見上げるが、イタチは少しだけ視線を辺りに向けてからレンにもどして、言葉を続ける。何を見ているのかと振り返ろうとしたレンを引き留めるようなタイミングだ。だが、レンは気にすることなくイタチと会話を続けた。二度と会えなかったはずの友人との再会だ。口調が弾むのも仕方ないことだろう。・・その二人の姿が、周囲に与える印象には全く気付かないように睦まじく会話を楽しむ。



「・・・・お前も、全く、変わっていないようだな。」

「何それ?仕方ないでしょ、永遠に変化して年誤魔化すのは流石に疲れるんだから。
 前住んでたとこで暫く変化したままだったせいか反動で外見変える類の術が使えないのよ。」

「そういう意味ではないんだが・・・。まあ、いい。
 暇があるなら茶でも飲むか。近くに甘味処があるが。」

「?あ、うん。じゃあ、って、いいの?」

「気にするな、休憩時間だ。」

「いやサボってるとは思わないけど、・・まあイタチがいいなら良いか。
 ・・・・・やー、本当に変わってないなぁ。はは。」



気付けば遠巻きに行き交っていたはずの死神たちが固まってこちらを見ている姿が。多分死神代行と接点の無さそうなイタチが親しげなのが気になるんだろう。何席かは知らないが、イタチの事だ平隊員ということはあるまい。加えてこの容姿。この世界でもさぞもてていることだろう、と、野次馬の中に女性死神の率が多いことを看取って空笑いをこぼした。木の葉でも、下忍班時代、イタチに懸想する同期や先輩の女の子たちから頂戴した嫉妬の視線や嫌がらせや何やらを思い出す。まっったく、気付いていないイタチへあきれた視線を向けるが、何故か、似たような視線を向けられる。


「・・・・お前もな。」

「んん?どうしたの?」

「いや、今更だ。」

「なにが。」

「良いから行くぞ。」

「ちょ、何が?!言いかけてやめると気になるでしょ、」

「気にするな。」

「イタチってば!」



イタチは単に興味が無いから黙殺しているだけで、周囲からの秋波に気付いてはいるのだという事を、鈍感ゆえの無知、と誤解しているレンに再びあきれるイタチ。それよりも、己に向かう視線の多さに、本気で気づいていないその無防備さに溜息が深まる。あれから何千年たったか正確には把握していないが、恐らく尸魂界誕生以前より生き続けただろうレンが、木の葉で下忍班をしていた時とさほど変わっていないことに安堵と呆れを同時に抱く。何よりも、




「(・・・・どれ程のブランクがあるか知らないが、あの視線に気付かないのもな・・
 害意は無いといっても、な。)・・・・未だに思い出しもしない輩には、やらんぞ。」


「・・・何の話?」

「こちらの事だ」

「????」



首をかしげつつもイタチに追いつこうと足を速めるレンに、軽く視線を向けて、ちらりと屋根の影を見やる。ぼそり、と呟かれた言葉に、一瞬刺すような敵意がイタチに向かうが、レンが再びイタチに寄り添うと同時に霧散する。後には、野次馬らのざわめきだけが残った。

暗がりに潜んでいた影が残す金色の残像に、気付く者は無く平穏な空間が戻る。
ただ数刻後には尾鰭の付いた噂話が蔓延することだろう。














ってな感じで、イタチと再会。つい浮かれてイタチと仲良く話してたら、恋人同士か?!といううわさが立って、大騒動、とか。大慌てで真偽を質しに来る一護とか。面白がる乱菊さんとか。失恋か?!とどんよりする数名とか。

記憶はないけど、初対面から抱えるもやもやが大きくなって苛立ち最高潮のナルト、とかですね!!!







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